小論文クリニック

推薦入試には、「小論文」がつきものです。でもこの「小論文」、書き方を習ったことがない、あるいは、習ったとしても「自分の書き方は正しいのかな?」と疑問に思う…そんなことがありがちな科目です。この「小論文クリニック」で、もう一度、小論文の正しい書き方をチェックしてみましょう!

step1

小論文からわかることとは
◆「考える力・発見力・発想力(国語や英語や数学の試験とはまた別モノだよ)」
◆「世の中のことに興味があるか(ニュースチェックしてる??)」
◆「きちんとした日本語が書けるか(LINEやツイッターみたいな文章ではNG)」

小論文に必要なのは、五教科の試験とはまた別の力と言えますね!

step2

小論文に書くことは
◆「自分の考え」「自分の意見」だと思ってください。
◆「自分の気持ち(悲しい、悔しい、怖い、不思議だ、よくわからない)」は書きません!

step3

もちろんありますよ!たとえば…
×「ながらスマホはとても危ないし、一歩間違うと大変なことになると思います。僕は、こういう事故はほんとに起きてほしくないなと思いました。」ではなく、

○「ながらスマホはとても危険であり、重大な事故を引き起こす可能性がある。はこのような事故を起こさないための対策として、小学生の時から正しいスマートフォンの使用方法を学校で指導することが必要だと考える。」

つまり、①なるべく熟語をたくさん使い、カッチリとした文章で、②ぼんやりと「○○だったらいいなあ」とするのではなく、具体的な解決方法を、③「僕は○○と思いました。」ではなく「私は○○と考える。」を使う。
これを守るだけでも、いっきに小論文らしくなりますよ!

step3

最初の一語・一文で悩むのは、小論文初心者にはありがちなこと!
さすがに「こんな風にスタートすれば、どんな小論文でもOK!」という万能な書き出しはありません。でも小論文には決まったスタイルがあります。

step3

この構成図を見て、3つのパートで組み立てるということを意識して書いて下さい。つまり、必ず「三段落(以上)」を作る、ということです。
一番良くないのは段落がまったくなく、「最初から最後まで行を変えずに書いていく」ことです。

step3

最初は簡単なテーマで良いので、きちんと組み立てをしてみましょう!

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